コンタクトレンズの原理
1カ月の自己負担が一定額を超えた場合、申請すれば「高額療養費制度」による払い戻しも受けられる。
9404円、乳がん術後(7回)放射線照射6回、乳房CT、胸部レントゲン。
3万9819円・乳がん術後(4回)化学療法。
抗がん剤のハーセプチンを週1回、タキソールを3週に1回点滴。
15万7830円・悪性リンパ腫(4回)化学療法。
分子標的薬(リッキサン)を週1回点滴。
309万6406円、大阪大医学部4年のKさんは、1997年7月に卵巣がんで亡くなった母、低子からの手紙を大切に持っている。
日付は、最後の入院を目前に控えたあまりに突然、つらい病気に見舞われ、家族3人の幸せも打ち砕かれてしまい、コミュニケーション不足が双方に影響。
家族は「第二の患者」がんの治療では、家族は患者の最大の理解者であり、支援者であるはずだ。
しかし、家族の思いがいつも患者に寄り添えるとは限らない。
家族の方がストレスに負けてしまうことさえある。
「共倒れ」せず、がんに向き合うために、家族は何ができるだろうか。
一方で「家族は第二の患者」ととらえ、心理面から家族を支援する取り組みも広がりつつある。
Dさんはこの手紙を、「私が死んだら渡して」と夫の勲さん(価)に託していた。
しかし勲さんは、入院後まもなく伸泰さんに手渡した。
「お母さんが平常心を保てなくなっても冷静に対応してほしい」との配慮からだった。
じっさい、最後の1週間は意識が混濁し、意思疎通は不可能だった。
この手紙が伸泰さんを支えた。
当時、高二だった伸泰さんは2つの決心をしたという。
1つは「我慢」。
「僕よりも、家族を残していく母の方が悲しい。
僕が心配かけたら終わりやと思っていた」。
伸泰さんは決して涙を見せなかった。
つらい時は、独りで泣いた。
もう1つの決心は「医師になる」ことだった。
理系に進路を変え、一浪して医学部に合格した。
大学2年のとき、患者とその家族、医療関係者計125人を対象に、互いの関係で悩んでいることを調べた。
医療関係者の過半数が「治療方針が、患者より家族の意向で決められている」と感じ、患者の4人に1人は「家族に迷惑をかけている」と悩んでいた。
一方、家族から浮かんだのは、医療関係者への不信だった。
さに泣いても泣いても涙が止まりません。
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